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2008年8月14日
左官の仕事
NO.27_TD-HOUSEを更新しました。
1階の親世帯の和室の仕上げは、珪藻土塗りが行われています。
決して広くない部屋ですが、南向きで、明るく、気持ちの良い部屋に仕上がりそうです。
当初、ローコスト化の一環で、室内の多くは打ち放しのままでしたが、子世帯からのプレゼントで、珪藻土仕上げが急遽採用されました。

左官屋の石橋さん
左官屋さんの、見事な鏝さばきを見ていると、本当に面白いものです。
いつも思うのですが、左官屋さんに仕事を頼むのは、画家に絵を依頼するのと同じではないかと。
つまり、鏝さばき一つで、どんな感じにも仕上げることが可能です。
この部屋は、光の入り方が、繊細なので、いろいろな光の入り方を左官屋さんと想定しながら、仕上がり具合を塗りながら確認しました。
建築においては、左官工事だけではなく、全ての仕上がりに関して、前もって作業をしていただく前に、イメージを共有する必要が絶対に必要です。
それでも、現実には、良い意味でも、悪い意味でも、設計者が想定していたイメージとずれたりすることもあるのですが、それは人と人の共同作業である、建築の醍醐味でもあるといつも思っています。
近年の建築現場は、工場で前もって作られた、分かっている部品を、選んで組み立てる、いわゆる乾式工法が増えています。
しかし現場作業の多い、人間の手加減などがそのまま伝わる、湿式工法のおもしろさも、大切であると感じています。
そういった意味では、オンライン設計室NO.8_MS-HOUSEは、漆喰壁を前面に塗った住宅でした。
今回珪藻土を塗っていただいた左官屋の石橋さんは、この住宅の漆喰も塗ってもらいました。
投稿者 ooto : 2008年8月14日 09:31 ツイート
