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2007年5月15日
鉄筋コンクリート造の外断熱
鉄筋コンクリート造の建物では、外断熱がとても有効です。
外断熱とは、建物を外側から断熱材ですっぽりとくるんでしまう断熱の方法で、大きな長所は、コンクリートの構造体を蓄熱体利用することで、外気の影響をうけにくく、内部の温度変化が少なくなり、保温性に優れるということです。
つまり、冬に室内を一度暖めたら冷めにくく、夏に冷やしたら暖まりにくくなるということです。
当事務所でも、過去に鉄筋コンクリート構造で外断熱工法を使っています。
SY-HOUSE(完成写真)
MM-HOUSE(工事プロセス)(完成写真)
どちらも効果覿面で快適な室内環境です。
ちなみに、木造や鉄骨造の場合は間違われやすいのですが、外断熱とはいいません。これらの構造は蓄熱体ではないのでこの効果は期待できないのです。だから、鉄筋コンクリートの場合と区別するために、木造や鉄骨造の場合は外張断熱工法といいます。(森川)
投稿者 ooto : 2007年5月15日 10:40 ツイート
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