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NO.78_SW-HOUSEができるまで

02:まずは解体工事

(2023.01.27)

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解体工事が進みました。

1階は什器を全て撤去し、床の塩ビタイルをはがしました。
既存の調剤室はそのまま残し、カフェの焼菓子スペースとして利用します。
床は塩ビタイルをはがしてコンクリートを露出させ、この上から防塵塗料を塗って仕上げるように考えています。

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(奥の調剤室はそのまま残して焼菓子工房として利用)


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(仕上げ下からは、白い「薬局」の書き込み。建築当時のメモでしょうか?)

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(店舗入り口。自動ドアの内側に木製建具をはめ込む予定)


2階はほぼスケルトンの状態まで解体していきます。
仕上げを撤去しただけの状態ですが、コンクリート面が露出されると重厚感がまして、ずいぶん雰囲気が出てきます。
仕上げの下からは建設当時の墨出し跡が出てきました。
当時の現場でおそらく何気なく書き込んだものだと思いますが、こうして見てみると建物の記録のようで、趣を感じてしまいます。

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(2階はほぼスケルトン。仕上げをとっただけで重厚感のある雰囲気に)


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(壁には古い墨だし後「CON FL 1000」の文字)


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(水回りの位置は変えないので、既存の壁下地を利用する)


これで解体工事は終了。

あとは作りながら壊して調整していきます。

天井の下地組みなおしや電気の躯体内配管、給排水の現場チェックなど、徐々に工事が始まります。

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(2階天井下地の組みなし)