オンライン設計室
02:まずは解体工事
(2023.01.27)
解体工事が進みました。
1階は什器を全て撤去し、床の塩ビタイルをはがしました。
既存の調剤室はそのまま残し、カフェの焼菓子スペースとして利用します。
床は塩ビタイルをはがしてコンクリートを露出させ、この上から防塵塗料を塗って仕上げるように考えています。
(奥の調剤室はそのまま残して焼菓子工房として利用)
(仕上げ下からは、白い「薬局」の書き込み。建築当時のメモでしょうか?)
(店舗入り口。自動ドアの内側に木製建具をはめ込む予定)
2階はほぼスケルトンの状態まで解体していきます。
仕上げを撤去しただけの状態ですが、コンクリート面が露出されると重厚感がまして、ずいぶん雰囲気が出てきます。
仕上げの下からは建設当時の墨出し跡が出てきました。
当時の現場でおそらく何気なく書き込んだものだと思いますが、こうして見てみると建物の記録のようで、趣を感じてしまいます。
(2階はほぼスケルトン。仕上げをとっただけで重厚感のある雰囲気に)
(壁には古い墨だし後「CON FL 1000」の文字)
(水回りの位置は変えないので、既存の壁下地を利用する)
これで解体工事は終了。
あとは作りながら壊して調整していきます。
天井の下地組みなおしや電気の躯体内配管、給排水の現場チェックなど、徐々に工事が始まります。
(2階天井下地の組みなし)