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NO.54_TY-HOUSEができるまで

Vol.08:上棟

(2016/11/15)

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準備が整い、建て方が行われました。

建て方では、大型の重機や部材搬入のトラックが出入りするため、現場付近はにぎやかになります。
都心部の狭小地での建て方は、敷地内に重機が入って動き回るスペースがないため、外から部材を順序良く敷地内に入れながら、人力で組み立てていきます。

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約8mある前面道路でも、重機やトラックの作業を考えると、決して広くありません。
狭小地での工事は、敷地だけでなく、近隣の環境にも大きく影響を受けます。

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前面道路に横付けしたトラックから、電線を交わしてクレーンで材料を敷地に運び込む作業は、とても緊張感があります。

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バラバラに分解された鉄骨材は、クレーンで順番に組み立てられていきます。

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分解された部品は結構細かいので、順序よく進めなければいけません。
段取りがとても大切な作業になります。

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地上9m程度の高さでの作業。

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柱のジョイント部接続。後日溶接でしっかりと固定されます。

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階段が運ばれてきました。
梁がすべて入ってしまうと落とし込みにくくなってしまうので、階段も段取りよく途中で組み立てます。

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重心がわかりにくい階段のつり上げは、とても緊張します。

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だんだん組みあがってきました。

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次々と鉄骨は運ばれてきます。

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梁はボルトで仮どめ

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そして上棟。

現段階では、まだ仮止めの状態です。
後日、水平・垂直を見ながらしっかりとボルトを締めて、ブレースを取り付けて骨組みの完成になります。(森川)