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2020年5月 9日

建築におけるコロナへの対応

まだコロナ問題は、非常事態宣言が解除されておらず、コロナの終息の目処が付いていませんが、私たち建築従事者への影響は大きいです。

ここでは、私たちが出来る住宅・建築におけるコロナ対策について考えてみます。

家づくりのプロセスでは、机上での設計段階と、現場での建築工事段階に大きく分かれます。
この流れの中で前半の設計段階では、打ち合わせや会議、設計の共同作業、建築確認申請業務など多くの部分で感染対策として問題なくオンラインの活用が可能です。


一方後半の建築工事段階では、現場での職人達による作業が主体になるので、ここはコロナ感染対策の工夫が必要になります。


基本的に工事現場は、換気の良い開放された空間で作業が行われるので、3密の危険は少ないでしょう。

ただし現場の足場や、材料、工具などの接触を通した感染、又汗等による飛沫感染の危険はあるので、徹底した手洗い等の対策が必要になると思われます。

また作業上、現場で一時的に職人達が混み合わないような、人的な工程管理も必要になると思います。

これらは、工事を請け負う工務店に工夫をしていただくことになります。


これらは新しい家づくりのプロセスや様式として、今後試行錯誤を繰り返しながら浸透させて行く必要があります。

そういう意味では、幸い感染の危険が少ないと思われる住宅・建築関連の業種は、社会の中で経済の流れを止めないためにも、注意深く仕事を流れを進めていくことが大切だと感じています。


オンライン設計室NO.67_HU2-PROJECT更新しました。

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投稿者 ooto : 2020年5月 9日 14:08