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2013年7月27日

NO.45_KY-HOUSEを更新

NO.45_KY-HOUSEを更新を更新しました

遅れていた工事も完成して、ようやく引き渡しが行われました。

在来軸組工法で1時間耐火構造の住宅が、完成しました。

耐火構造の仕様規定で、耐火性能を上げるために、壁が非常に厚く、見た目に安定感がある一方、内壁側に少し圧迫感がでますので、設計時には、モジュールにはゆとりを持って計画する必要があります。

またこれは当初予期しなかったのですが、非常に熱容量が大きな室内が形成されたので、室内に温度差が出来にくく、安定した室温環境が出来ることに気がつきました。

その理由は、耐火仕様で要求される石膏ボード厚みは、通常12ミリが一枚のところを、24ミリが2枚と実に4倍の厚みになっているからです。
これが壁、天井、床の面に形成されているので、厚みに比例して、室内側の熱容量は大きくなっています。
ある意味で、外断熱の住宅に近い環境になっていると思われます。

あとこれだけの部の厚みに、グラスウールが入っているので、遮音性が非常に高い住宅になっています。

その他プランニング的には、狭小地の10坪敷地に、家族が快適に生活できる設計となっているはずです。

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投稿者 ooto : 2013年7月27日 12:17