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2011年7月12日

ガルバリューム鋼板小波板仕上げ

最近、外壁に、ガルバリューム鋼板の小波板の仕上げをよく使います。

この外壁仕上げを使うようになった理由は、一般的によく使われるガルスパンという既製品の角々した感じが個人的にあまり好きでなく、なんかもう少し、マイルドで優しい感じの仕上げがほしくて、私は良くこの仕上げを選択しています。

小波板なので、太陽光の影がグラディーエーションになるので、外壁が優しい感じになります。

建て売りなどでも使われるガルスパン、つまり角波板は、影が強く出るので、冷たい感じが個人的に好みでないのと、どこにでもある既視感が好きでないのが理由です。


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近年、ガルバリューム鋼板の色彩が豊富になったのも、選択しやすくなった理由です。
白い外壁の他にも、モスグリーン、焦げ茶、シルバーなどいろいろチャレンジしています。


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日鉄住金鋼板(株) 耐摩カラーGL HPへ

この仕上げは、既製品ではないので、納まりもすべて考えないといけないのですが、板金屋さんの助けを借りて、しっかり納めるようにしています。

このように、
職人さんと話していると、板金屋さんは、特に高い技術を持つ職人集団だということが良く分かります。


20110712_05.jpg

納まり的には、特に窓廻りと、土台廻りには気をつかいます。
板金屋さんからは、シーリングをなるべく使わずに防水する知恵を教えてもらえます。

ちなみに、私はベランダの手摺り壁などに、ポリカボネート樹脂の小波板を使います。
ガルバと同じ小波板の形状なので、一体感が出るので、シンプルな外観がつくれます。

白い住宅にある、奥のベランダがポリカの壁です。
影が映り込んでいるのがわかると思います。

この仕上げを使った実例

NO.25_KN-HOUSE
NO.30_HT-HOUSE
NO.33_NN-HOUSE
NO.40_TW-HOUSE

投稿者 ooto : 2011年7月12日 15:57