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2009年2月19日

スカイハウス

スカイハウスを、外から見る機会がありました。
スカイハウスは、建築の教科書に出てくる菊竹清訓の自邸です。
完成はもう50年くらい昔になるのでしょうか。

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当時はメタボリスムという考え方で、ライフスタイルの変化に対応できるような建築的な仕組みが内包されているというものでした。

手元に詳しい資料が無いのですが、ライフスタイルの変化に応じて、四方の軒下に、コウモリのように子供室が、ぶら下がるような考え方だったと記憶しています。

現在は、そのようなぶら下がるような部屋ではなく、普通に増築してあるように見受けられました。

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菊竹清訓等によるメタボリスムは時間の流れに対応して建築が変化していくという考え方だったのですが、この時間の考え方は、本来的に時間感覚が欠如したものだと思っています。
その点については、他のメタボリスム建築、例えば黒川紀章の設計による中銀カプセルタワーなどと同じように、昔の時間を引きずって古びる一方に見えます。

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しかしそれとは別にして、スカイハウスそのものは良い感じに古びていて、そこにある意味で、時間感覚を見つけることが出来ました。
手入れが良い庭や木製外壁、RC打ち放し壁、竹製の樋などが、良い感じで時間を享受していました。
また、少しだけ出ている庇が、長い間、雨から外壁を保護してくれているのでしょう。

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もう一つ驚いたのは、スカイハウスという名称から山のてっぺんに位置していると思いこんでいたのですが、実際には谷あいの住宅地にひっそりと建っていました。

竣工当時はおそらく高いビルがなかったのでしょうけれど、かなり意外でした。

投稿者 ooto : 2009年2月19日 18:51