2005年11月14日
イームズ展
先日、目黒美術館で開催されている「チャールズイームズ-レイイームズ展」に行ってきました。
実はイームズ展に行くのは2回目で、数年前、上野で開かれている時にも行ったことがあるのですが、イームズのデザインは昔から好きだったので今回も楽しませてもらいました。
ところで、イームズって知ってますか?簡単に言ってしまえば、アメリカのデザイナーで、いわゆる60-70年代のミッドセンチュリーモダンデザインの代表的な人物です。椅子などの家具が有名なので、一番分かりやすいと思います。駅のホームにあるFRP製のカラーベンチ、あれはイームズがルーツだとか。そう言われてみて見ると、美しく見えてしまったりします。マニアになってくると、椅子の脚に使ってる金物で、デッドストックだのなんだのと、ジーパンみたいな扱いをされているようです。私はそこまでではないのですが、イタリアのふにゃふにゃおしゃれデザインよりも、このころの古い未来感みたいなおしゃれデザインの方が魅力をかんじます。
で、今回も楽しみにしていたのは「パワーズ・オブ・テン」という映画です。イームズは後期になると、家具、建築、テキスタイルなどにとどまらず、映画までつくってたんです。内容は、10秒毎に10のn乗の速度で人の細胞から宇宙の果てまでを写していくと言う単純なものなんですが、アイディアがとてもおもしろい。ナレーションが英語だし、解説を見たわけではないので、何を言いたいかと言うと、はっきりとはいえないんですが、こういう表現があるのか、などと感心してしまいます。
興味があったら行ってみて下さい。12月1日までやってるようです。(森川)
投稿者 ooto : 2005年11月14日 01:13 ツイート