オンライン設計室
10:ALC無足場工法
(2019.01.07)
両側の建物が迫っているので、外壁はALC無足場工法を採用しました。
一般的にALCの外壁は現場で設置後に塗装されますが、無足場工法では予め工場で塗装されたALC板を使います。
敷地の外側にゆとりの空間が無いので、職人による手作業を主体にALC板は取り付けられます。
1枚の板は、約120キログラムありますが、2人がかりで持ち上げて作業を進めていました。
神経を使う難しい作業ですが、チームワークで効率良く進められました。
・工場で塗装されたALC板。
・左側が隣のビル。これだけ迫っている。
・2人がかりで持ち運ぶ。
・1枚約120キログラム。
・ウィンチで持ち上げる。
・隣のビルに当たらないように、慎重に吊り上げる。
・上下を金物で取り付ける。地震の揺れを吸収する金物工法。
・分かりにくいが、防水職人が1枚づつ目地をシーリングしている。
・左側のALC板が設置された。
・上階も同じように作業する。