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2013年5月16日
NO.45_KY-HOUSEを更新
NO.45_KY-HOUSEを更新しました。
今回の住宅は、木造耐火構造という認定工法です。
木造で、耐火構造を床や壁構成するには、室内側に21ミリといった耐火ボードを2重張りにする必要があります。
また外壁側には、35ミリのALC板の上に窯業系サイディング張りという構成です。
いわば、木造の骨組みの上に、分厚い耐火材料の衣を何重にも重ね着するというものです。
そのため、壁の厚みや、住宅本体の自重が重くなるので、設計上はいろいろ工夫が必要になります。
その上、たった10坪という狭い敷地なので、工事の作業スペースも限られており、職人さんの苦労は並大抵のものではないと思うので、本当に頭が下がります。
現在は、電気配線や、給排水設備類の配管工事と平行して、大工はグラスウール断熱材、内部石膏ボード張りが進んでいます。
近くを流れる小名木川は、初夏の穏やかな表情を見せています。
投稿者 ooto : 2013年5月16日 10:46 ツイート