2012年6月14日
京都散策
先週末に京都へ行ってきました。
長男が今春から、京都で生活するようになったので、生活の様子を見に行くのが目的でした。
犬も一緒だったので、朝、住んでいるアパート周辺を犬と一緒に散歩しました。
京都という町は周囲を低い山で囲まれているので、景観が本当に綺麗ですね。
改めてゆっくり散歩すると、コンパクトな都市景観の良さに感心しました。
どこまでも、延々と続く東京の多くのまちのとりとめのなさに比べると、都市の大きさを実感できることは、自分の居場所の安心感につながるのではないかと感じました。
・山にむかってのなだらかな坂道
・自然にうねっている道。
山際の住宅地は、狭い道路ですが、車が走らず安心でき、また道路形状が自然にうねっていて、歩いていて気持ちが良いです。
周囲の家並みから、見え隠れする山並みが美しいですね。
計画的に都市景観をつくられたまちと、ただ漠然と膨張したまちの差は、歴然です。
特に今回は寺社仏閣の観光地巡りではなかったからだと思いますが、そのように京都のまちの見えて、とても新鮮に感じました。
もう一つの話題。
息子のアパートの近所で、80歳代のご老夫婦が営んでいる荒物屋さんを見つけました。
荒物屋さんとは、生活雑貨全般扱う昔ながらのお店の呼称です。
この店の品ぞろいは、本当に凄いです。
こちら欲しかった、「魚の鱗取り」と「洗濯機の排水ホース」が、一発で出てきました。
どちらも近くのスーパー雑貨売り場には無いものでした。
店の奥には、雑貨、食器、分類不能な小物類が一杯ですが、全て老夫婦の頭の中には整理されていました。
店を見るのは凄く面白いです。
少し車で走ると、大手ホームセンターがあるのですが、品揃えの密度が全く違います。
しかしこういったお店は営業力がないのが、残念なところです。
投稿者 ooto : 2012年6月14日 16:03 ツイート