仕上げ工事その6(2008/08/28UP)
仕上げ工事も、最終段階に近づいてきました。
壁のクロス仕上げ、家具工事、設備工事などが進んでいます。
以前は、壁の仕上げは塗装仕上げが多かったのですが、最近は環境系クロスを使うことが増えてきており、ここでも壁・天井の仕上げ材として使っています。
その理由の一番目は、なんと言ってもコストダウンです。
昨今の工事費高騰に対する対策でもあります。
一般的に塗装工事は、湿式工法といい調合、下塗り、上塗りなど人手が非常にかかるので、時間とコストがかかります。
一方クロスは、乾式工法と言いまして、下地処理の上張るという、比較的手間が掛からない工法です。以前のクロスと言えば、ほとんどがビニールクロスという、塩ビ系のもので、仕上げ材として使うには、いろいろと問題がありました。
近年増えてきた環境系クロスは、以前のビニールクロスに比べ、仕上がり感、生理的な体感(吸湿性、肌触りなど)が改善されてきていますので、使う機会が多くなってきました。
壁の仕上げが施されると、室内が明るく感じられるようになります。
RC打ち放し仕上げ面とのコントラストも綺麗にいきました。
このプロジェクトでは、外断熱として計画されています。
内部は、RC躯体を蓄熱体として利用するので、部分的にRC打ち放し壁面を、デザインとしてそのまま仕上げ仕上げ面としています。
オープンハウスのお知らせです。
オンライン設計室NO.27_TD-HOUSE(この住宅)を公開します。 よろしければ、ぜひ見学にお越し下さるようお願いいたします。
□計画概要・RC壁式構造3階建て
・2世帯住宅
・外断熱構法
・間口が狭い敷地
・軟弱地盤(杭工事)
・光触媒塗料(ハイブレス)
日時:2008年9月6日(土)10:00〜16:00
場所:東京都大田区(東急多摩川線:武蔵新田駅徒歩5分 東急池上線千鳥町駅徒歩7分)※詳しい場所は、当事務所までご連絡いただければ、お知らせいたします。
ooto@taikeisha.net
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・現場は、大分片付いてきました。

・壁の仕上げが終わった。

・ライトコート(光庭)廻り

・キッチンを見る

・キッチン家具

・引出式食器収納。
そろそろ、引き渡しが近づいてきました。