敷地調査(2006/10)
2006年の秋に、はじめて現地調査に、伺いました。
■敷地形状
敷地は、都内の典型的な下町に位置します。
南北に細長い敷地で都内の下町では、典型的な敷地形状です。
広さは、約72m2(約22坪)で、2世帯住宅としては、決して広くはないので、間取りだけではなく、住まい方の工夫も必要になると思います。
敷地の南側には、幅8.3メートルの道路があります。
それほどの交通量ではないので、環境条件としてはプラスです。
東西両側には、2,3階建ての建物が迫っており、採光や通風を確保するためには工夫が必要になるはずである。
■都市計画
用途地域:準工業地域
容積率/建坪率:60/200
第2種高度地区
準防火地域
■古い住居を、建て替える。
ここは、親夫婦と、若夫婦の妻、つまり娘が、ずっと住んできた場所です。
この1階は、親夫婦の工場です。また工場の上の2階が住居であり、いわゆる下町的な住まい方の歴史がありますので、その延長線上に、新しい住宅の計画があります。
この敷地は、以前計画した、
オンライン設計室NO.12_HM-HOUSEと、非常に似た状況にあります。
HM-HOUSEの敷地は、一回り狭いのですが、敷地のプロポーション、斜線制限など条件はほぼ似ています。

・敷地図

・近隣風景

・真ん中の木造2階建てを建て替える。

・両側の住宅は、迫っている。

・町の風景。3階建てが多い。