TAIKEISHA 建築計画網・大系舎ロゴ

住宅・建築事例集

家づくり・リストに戻る

NO.21mm-house
時と共存する家/杉並区

21mm_12v.jpg

この住宅では、自然光と素材感について特に注意を払っている。
太陽光が、壁を伝わり壁自体を美しく見せること、またアルコーブに入る光の変化で、日時計のような効果を持たせ、時間の変化を感じさせるなどを意識的に設計している。
また、塗り壁(石膏入り珪藻土)には、左官職の手で微妙なテクスチャーをつけることで、より一層光の微妙なニュアンスを感じてもらうことを意図した。
住まいに時間感覚を刷り込むことが重要だった。
クライアントは、住まいに関しての時間感覚をとても大切にしている。
まるで昔からここにあったような感覚、つまり建て替え前のイメージが刷り込まれていることをイメージして設計を行った?

DATA
 
所在地:
東京都杉並区
構造:
RC構造2階建て(一部木造)
仕様:
外断熱、床暖房、外壁ハイブレス塗装、一部亜鉛合金菱葺き、内壁:珪藻土塗りその他
竣工:
2006年
敷地面積:
162.55M2
延床面積:
160.26M2
施工:
葛工務店
構造設計:
構造デザイン 山領一義
撮影:
飯村昭彦

前の記事へ | 次の記事へ