東京都墨田区のスカイツリー真下に計画した木造住宅。

間口4ｍ奥行12ｍと、下町特有の間口が狭く奥行きの長い敷地。
限りある狭小の敷地の中、仕切りがなく、高低差のある天井の2階LDKや、吹抜けに設けた高窓、蹴込板のない鉄骨階段などで、広がりのある明るいLDKとなりました。
1階玄関には広い土間スペースを造り、建て主の趣味である革製品の製作スペースも兼ねています。
また、2階上に設けた屋上スペースでは、屋外テラスとして利用できる下町の狭小敷地の中では貴重な外部空間です。

内装は、漆喰塗料やサブウェイタイル、オークの無垢フローリング、ルーバー建具のほか、ヴィンテージの金物やアメリカンスイッチなど、建て主のこだわりの詰まった住宅となりました。（森川）

DATA

　

所在地：

東京都

構造:

木造（SE構法）

竣工:

2016年

敷地面積:

51.1M2（15.5坪）

延床面積:

71.86M2（21.7坪）

施工:

株式会社ニート

撮影：

飯村昭彦(一部　建築計画網・大系舎)