設計監理料
建築計画網・大系舎の設計監理料は,規定の料率表により算定されます。
料率は設計事務所により、多少の高低はあると思われますが、以下の表程度が 一般的ではないでしょうか。(一律に決められていません。) 建築の難易度により、料率は変わります。 住宅(第4類)は、規模が小さい割に非常に、手間が掛かりますので、倉庫 (第1類)や事務所(第2類)などに比べ、料率は高くなっています。 当事務所では、設計監理料は、建築工事費に対する割合(%)で決めています。(下表) 設計監理料の作業費の内訳は、 @基本設計図や実施設計図の作成 A予算調整、施工業者の選定 B現場監理 C役所への確認申請の手続き D銀行融資などの資料作成 など Eその他家づくり、建築づくりに関することを全般を含みます。 ただし、通常の業務範囲以外の作業(諸官庁追加手続きなど、追加、変更工事その他) が発生する場合は、状況に応じて実費精算を御願いする場合があります。 例えば、確認申請以外の見なし道路申請、風致地区申請、開発行為申請その他同様な申請類。 設計料の基準になる工事費は、契約時には、想定工事費を元にします。 しかし最終的には、工事費は変動がありますので、実際の請負工事費に応じて、設計料の算定をやり直して、精算していただ くように、御願いしております。 |
工事費 |
第1類 |
第2類 |
第3類 |
第4類 |
第5類 |
1500万円 |
8.66 |
9.62 |
10.59 |
12.51% |
13.47 |
2000万円 |
8.36 |
9.28 |
10.21 |
12.07% |
13.00 |
2500万円 |
8.13 |
9.03 |
9.93 |
11.74% |
12.64 |
3000万円 |
7.94 |
8.83 |
9.71 |
11.47% |
12.35 |
4000万円 |
7.66 |
8.51 |
9.36 |
11.07% |
11.92 |
5000万円 |
7.45 |
8.28 |
9.11 |
10.76% |
11.60 |
6000万円 |
7.28 |
8.09 |
8.90 |
10.52% |
11.33 |
7000万円 |
7.14 |
7.94 |
8.73 |
10.32% |
11.11 |
8000万円 |
7.03 |
7.81 |
8.59 |
10.15% |
10.93 |
9000万円 |
6.92 |
7.69 |
8.46 |
10.00% |
10.77 |
1.0億円 |
6.83 |
7.59 |
8.35 |
9.87% |
10.63 |
1.5億円 |
6.50 |
7.22 |
7.94 |
9.48% |
10.10 |
2.0億円 |
6.27 |
6.96 |
7.66 |
9.05% |
9.75 |
凡例
類別 | 建築種別 | ||
第1類 | 工場・倉庫・車庫などの簡易なもの、上屋の類 | ||
第2類 | 工場・倉庫・車庫などの複雑なもの、体育館・学校・事務所 百貨店・商店・共同住宅の類 | ||
第3類 | 銀行・美術館・図書館・劇場・映画館・ホテル・旅館・病院 診療所・高級共同住宅 | ||
第4類 | 住宅・室内装飾を含めた店舗 | ||
第5類 | 記念建造物・寺社・茶室・室内装飾・ショップフロントなど | ||
(注2)増築及び改築工事に対する業務報酬は、 増築のときは20%、改築の時は40%各々増額する。 |