オンライン設計室
Vol.07:ほぼ完成
ほぼ完成(2007/12/07)
12月に入り、一部を除きようやく工事がほぼ完成しました。
床暖房も入り、今年の冬からはあたたかな生活が可能です。
キッチンまわりは、電気・配管工事も終わり完成です。
改修前の様子(click)と比較していただけると分かりやすいです。
■キッチン・リビングまわり
キッチンは、高齢者でも使いやすく、スツールを使った料理なども可能なものとした。
天板は、感触が優しい木製でつくった。
楽しく、かつ楽に住むことが出来る”楽の住処”としての計画です。
キッチンまわりは、コンパクトな動線で家事が行えるようにした。
将来的には、1階だけで生活が出来るようになっている。
before
・天板は、ナラ集成材、正面は外壁材を、フック用パイプは、カーテンレールを転用しています。
シンク前は、将来スツールを使って座りながら調理が可能なことを考えています。
間接照明の上は、飾り棚。右側の引き出しは食器など。
・横から見る。木の天板は、手に優しい。
・ステンレスシンク詳細。左側は、調理後水で流せる。(魚、肉など)
・蛍光灯を、埋め込んだ間接光(電球色蛍光灯)
・na2さん。まだ活動的な60歳代。
・na2さんに使っていただく。左に洗濯機で、コンパクトな家事が可能。
ビルトイン式洗濯機。その右の壁上に、リモコン系を集める。
・新しい生活が始まりました。
BEFORE
・再生したテーブル。インテリアに合わせて塗り直した。
リモコンコントローラー系を集中させる。
・リビングには、日が良く入るようになった(外部はベランダ工事)
・FRP格子戸(セキュリティー向上)
・カーテンが入りました。
■玄関まわり
改修前の玄関は北向きで、だだっ広く、暗く、かつ冬は寒い空間であった。
改修にあたり、明るくそして暖かくすることで、第2のリビングとして利用できるようにした。
床には床暖房を敷いている。
before
・玄関アプローチ
・玄関まわり・玄関戸は明るくするため木製ガラス戸とする
・内部から玄関戸を見る。
・廊下は、リビングの一部となる。(床暖房あり)
・広すぎ、かつ暗かった廊下空間を、リビングの一部として使えるようにした。
BEFORE
・古い下駄箱を、再塗装し、周囲のデザインと調和するように再生した。
・手前は生活収納家具。床暖房を設置しているので、暖かい空間。
■トイレ洗面
改修前は、個別で狭く、暗い空間だったトイレと洗面を一体化した。トイレ洗面として、ワンルームとして広々使えるようにした。


洗面所(鏡は未施工)

・広々とした洗面スペース

・UB
■ベランダ工事
リビング脇の庭側の出窓は、折角の庭とのつながりを、遮断していた。ここでは、出窓を、掃き出し窓にすることで、リビングを庭のつながりをつくった。

これまで出窓であった窓を、掃き出し窓とした。
庭に向かって室内を開放できるので、広々と感じる。

大工の牧野さんには世話になりました。

・庇代わりに、オーニングを付けた。


・階段改修(コルク仕上げ)

・職人さんとの談笑。
あと少しで工事が終わります。