オンライン設計室
Vol.01:はじめて伺う
(2007/春)
はじめて伺う(2007/04)
静岡のNAさんの実家に、はじめて伺いました。
田んぼに隣接したのどかな環境に、NAさんの実家はポツンおとたたずんでいました。
20数年前に建てられた、メーカー住宅で、チロル風の外観です。
ここには、NAさんのお母様が、一人で住んでいらっしゃいます。
当日は、NAさん(NO.17_NA-HOUSEのクライアント)も、ご家族で帰省しており、状況を説明していただきました。
リフォームするきっかけは以下の通りです。
1,内装が大分痛んできた。
2,静岡とはいえ、冬がとても寒い
3,お年寄り向きの、使いやすい住宅にしたい
4,特に水回りを直したい。
ただし、この住宅は、ハウスメーカーの、壁式構造なので、あまり開口部をいじれないという制約条件があります。何が可能か、友人のハウスメーカーに詳しい専門家の話しを聞いて、リフォームに取り組もうと思います。
さて、敷地が広々としていて、綺麗に手入れされた玄関まわりは、とても素敵でした。
また、お庭には大きなボタンの花が咲いていました。



玄関を入ると、かなり広々とした廊下があります。
ただし、この廊下は、とても暗く、冬は外のように寒いスペースだそうです。



キッチンは、I型の昔ながらのスタイルです。
隣接して、勝手口があるのですが、ここは全く使っていません。
家電の収納、食器棚など、分散しているので、もう少しコンパクトにすればと良いのではと感じました。


リビングは、南面していて日当たりが良い。
ただ、綺麗なボタンが咲いている庭に対して、直接出入りでないので、もったいにつくりである。


水回りは、トイレ、洗面所が離れていて、細切れ状態になっています。
コンパクトにまとめて、使いやすく、かつ冬でも暖かいつくりに直したいと思います。

今回は、和室を除く、1階部分に、手を加えようと予定しています。
■現況平面図(PDF)
帰りに、静岡名物、桜エビを買って帰路に着きました。