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2014年10月19日
和風総本家
和風総本家というテレビ番組をご存じでしょうか？
東京テレビで毎週木曜日の夜9時から放送されている番組で、とても面白いと共感しています。私自身、あまりテレビを見ないのですが、この番組は、いつも録画をして楽しんでいます。
主役は、いろいろな職人さんであり、彼らの仕事をクローズアップするのですが、ものつくりの日本を、本当に支えているのは、彼らであるということを、再認識させてくれます。
得意に面白かったのは、以前放送された刃物をつくる職人さんの話（少しうろ覚えですが・・・）。
この刃物は世界中に輸出されているらしい。
この刃物のユーザーが確かイタリアあたりの楽器（ギターか、バイオリン）をつくる職人さんで、これが、楽器をつくる上で、必要不可欠な道具らしい。
この番組では、刃物職人と、ユーザーであるイタリアの職人をビデオを通して、お互いをお紹介し合っていた。
自分のつくった刃物が、イタリアの楽器職人に使われていて、本当にうれしそうな表情が印象的だった話です。
ものつくりの大切な点は、つくる人の顔が見えること。つくる方も使う方も、お互いが見えた方が、心意気も違う。
職人の持つ、矜持の心意気もあがるというものです。
世の中、すべて機械化、ロボット化、匿名化が進み、誰がつくっているかが見えにくくなっています。
いや誰もつくっていないかもしれない方向に、進みそうだと感じています。
そんな時代に、一服の清涼剤です。
この番組をみて、こんな職人になりたいという若者が少しでも増えるといいですね。
東京地区では、日曜の昼の12時にも再放送があります。
投稿者 ooto : 2014年10月19日 13:31 ツイート
