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2012年3月30日
西川材
先日、取材で、西川材の製材所へ行ってきました。
西川材は、埼玉県飯能近辺を産地とした木材の総称で、杉や檜などの針葉樹を中心に、地元では植林、伐採、製材を行っています。
今回は昨年共同執筆した「内外装材活用シート」の改訂版の取材で出掛けました。
西川材は構造材や仕上げ材など幅広く使われるのですが、今回は特に針葉樹の無垢床材に絞っての取材でした。
飯能は、池袋から西武池袋線に乗って50分程度の距離です。
都心からたったこれだけの時間で、山深い里の製材所へたどり着けます。
今回取材でお世話になったのは、大河原製材所です。
この地へ足を運べば、丸太から製材した杉や檜を直接見て、触って、臭いを嗅ぐことができます。そして、その材を直接注文することも可能なのです。
こういった地産地消の考え方は、これからの家づくりにとって大切なキーワードになることがイメージできます。
最近はインターネットを使って、足を使わず材料を探して設計するという悪い癖が設計者に蔓延りつつあるので、設計者は一度是非飯能に出掛けましょう。
今回の記事は、今夏発売予定の「内外装材活用シート」エクスナレッジ刊の改訂版をご覧くださるようお願い致します。
投稿者 ooto : 2012年3月30日 18:05 ツイート