真北測量を行う(2009/09)UP
2008/10に測量士によって真北測量を行いました。
基本計画時点では、既存の方位を使っていましたが、あくまでも参考データーです。
今回正式な真北測量を行うことで、正しい真北データーとなります。
測量は、トランシットで太陽観測を行います。
測量の結果、真北は当初使っていたデーターに比較して東方向に約15度回転したものが正解であることが分かりました。
この誤差は、計画上は不利な方向になります。
そこで早速、そのデーターをもとに、再度形態をスタディーし、日影規制をクリアーする形態を設計する必要があります。

・トランシットを使った真北測量

・測量機器をのぞく

・測量の結果正式な真北データーが出ました。

・シビアな条件なので、形態を再度スタディー。複雑な形状になる。

・スタディーの結果、日影の規制をクリアーした。

・屋根は片流れになりました。

・周囲に比べて頭一つ高い。

・鳥瞰
都心部の間口が狭い敷地なので、敷地の振れは計画に大きな影響があることが分かります。
今回は、日影規制をクリアーするため、外観から決定するという手順になりました。
あとは、内部計画のの詰めを行います。