仕上げ工事その5(2008/02/07UP)
現場は、仕上げ工事が進んでいます。
今日は土曜日で、現場も比較的のんびりした雰囲気です。
そこで、今回は職人特集です。
現場には、仕上げ職人として、建具工、大工、塗装工などが入っていました。
まずは、建具工のことから。
現場を回っていて感じることなのですが、昔の現場では必ず見かけた鉋屑(かんなくず)が最近の現場ではほとんど見あたりません。
それは、大工が現場でかんなを掛けなくなってきたからです。
昔は、現場に入ってくる木材が荒かったこともありますが、現場で木材を削るという作業をしなくなったからです。
工具の変化、工場加工の度合いが増えたなどいくつか理由がありますが、結構物足りない気がします。
そういう意味で、木製建具屋さんは、唯一現場でかんなを使う職人と言った良いでしょう。
現場を歩いていたら、まずこのかんな屑に目を引かれました。
そしてベテランの建具職人さんに話しかけたところ、最近の現場の話しを聞くことが出来ました。
最近室内建具は、メーカー製、例えばパナソニック製のものが増えました。
しかし、その建具は建て売りっぽく?安っぽい感じのもので、建具屋さんとしてはすごく不満があるそうです。
私自身も、コストの関係で既製建具を使うことがありますが、やはり同様な感じを受けていました。
そのほか、大工塗装工などが仕上げ工程の工事を進めていました。
昼前に、施主のNNさんが、家族連れで見学に訪れました。

・三京建設の現場監督竹田君。良く気が回る、若手のホープです。

・現場を回っていると、かんなくずを発見。

・木製建具からかんなくずが出ます。まる七建具の寺島さん。今年74才の大ベテラン。

・職人らしい年季の入った手をしなさっていますね。

・鑿(のみ)

・まだまだ現役を続けるそうです。目がきらっとしていました。

・扉の金具を取付中。

・まる七建具の職人さん。

・キッチンの箱を大工がつくっています。

・いつも笑顔の大工・畔上さん。

・塗装屋さんのチーム。

・今日の現場はのんびりした日でした。