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2017年11月 9日
神田駅プラットホーム
神田駅の中央線プラットフォームの架構は、古き良き時代の鉄骨造の姿をしています。
リベットボルトでと鉄骨材で組まれた架構は、いつの時代のものか、ネットで調べてみました。
以下のページで、神田駅の歴史について詳しく述べられていました。
■山手線が渡る橋・くぐる橋
これによると、中央線プラットフォームの屋根架構は1925年頃建築とされています。
1923年の関東大震災で焼失して、その2年後位に再建されたと記述があります。
東京大空襲は免れたのでしょうか。
もしそうであればなんと2017年-1925年=92年も前ということになります。
鉄骨造で錆びやすいですが、大事にメンテナンスをしていけば、まだ使えると言うことですね。
架構の丁寧なデザインやディテールを見ていると、当時の人のものつくりの熱意が伝わってきます。
私の亡き父が元鉄道建築技術者で、駅舎の設計をしていましたし、また祖父は、リベット職人でこういった構造物の建設に携わっていたので、つい目が引きつけられてしまいます。
投稿者 ooto : 2017年11月 9日 17:36 ツイート