« NO.47_AS-HOUSEを更新 | メイン | NO.47_AS-HOUSEを更新 »

2015年4月27日

足下のデザイン

建物が、土地とどのようなデザインで接しているかは、建物のイメージを決定づける大きな要素です。

一般的に目線は建物上部に向きがちであるが、視線を下に向けると、美しい建物の足元は、上部のデザインを意図的に支えるようなデザインになっているようです。

京都・銀閣寺の入り口付近の門塀。漆喰の塀、基礎の石積み、側溝、道の縁石が絶妙なバランスでデザインされてる。

20150415_01.jpg


20150415_04.jpg


銀閣寺の観音殿。
地上からすくっと細い柱が伸びて、上の重量を支えているのだが、足元のシンプルさが、上部を引き立てている。

20150415_02.jpg

銀閣寺付近の住宅の石積み。
目線までの高さの美しい石積みと、微妙にカーブした坂道のラインが融合していて印象的な風景になっている。

20150415_03.jpg


投稿者 ooto : 2015年4月27日 09:45