DATA
名称 :TN-HOUSE
所在地:神奈川県横浜市
構造 :木構造(在来造軸組工法)2階建て
竣工 :2001年
敷地面積:151M2
床面積:120 M2
施工:東海建物
 
 
■横浜市都筑区郊外の緩やかな傾斜地に建つ戸建て住宅。30代の両親と、子供2人が住む。

■都市部にもかかわらず、2階の高さからは、遠景に美しい山並みや富士山を眺めることができる。したがってこの景色を住まいに取り込むことが、設計の重要テーマの一つであった。

■その結果、生活レベルの中心は、2Fとなり、寝室系の部屋は1Fとした。2Fはシンプルで、大きな容積を確保し、自由な生活な可能なように計画した。

■屋根の傾斜にそってせり上がる天井の最上部に、採光と、通風を取り入れるための、塔屋をつくった。自然の通風を確保し夏期に、なるべくエアコンを使わないように配慮している。

■遠景の山並みを切り取り、風景を楽しむことを前提に、窓の計画をしている。東南の角は、意匠的な筋交いの上から外付けサッシを取り付け、視覚的な連続性と耐震性を併せ持った計画としている。

■床面は、”座”の生活を中心として考えられた。床を下げて、堀こたつ風(堀コタツではない)のテーブルを、リビングの中心に設置した形式としている。

■また、一段高い畳スペースは、キッチンに対面するカウンターのベンチも兼用する。

撮影:飯村昭彦
西側外観
南西側外観
北側外観
遠く富士山を望む※撮影:建築計画網・大系舎
一段高い畳スペースは、カウンターの椅子兼用
ハイサイドライト〜ロフト〜リビング
遠景に山並み
ねっころがれる開放感
ロフト見下げ
ハイサイドライト
ロフト
畳スペースからキッチンを見る。
キッチンから畳スペースを見る
畳スペースの腰掛
遠く山並みを見る
玄関、自転車置き場の一体化

TN邸の、出来上がるプロセスは、

オンライン設計室:PROJECT NO.10 TNさんの場合

を参照下さい。



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