築33年の耐震リフォームのプロジェクトである。
古い木造住宅に住む父親と、娘夫婦が同居する2世帯住宅を耐震リフォームした。
これだけ古い木造住宅の耐震性は、現状の法規に照らす、ほとんどが耐震の基準値を満たさない。今回は現状の調査を行い、耐震診断を行った。その数値を踏まえて、基準に達するための耐震補強を行った。その結果、区役所からの補助金を活用できた。
具体的には、瓦屋根から金属屋根へ、無筋基礎に鉄筋コンクリートの基礎を抱かせる、耐震壁を増やす、床剛性を増やすなどの処置を行った。
また、耐震設計に合わせて、リフォームデザインを行い、古い木造住宅に新しい命を蘇らせるような設計を行った。

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DATA

　

所在地：

東京都目黒区

構造:

木造2階建て（在来工法）

竣工:

2008年

敷地面積:

32.0M2 =40.0坪

延床面積:

106.41M2 =32.2坪

施工:

建匠

撮影：

飯村昭彦