さあ、これから本格的な工事に入ります。まずは、建物の基礎からです。
今回は、とても良い地盤でしたので、直接基礎になります。つまり、杭工事は
ありません。今回は、半地下室がありますので、地面から約1.6m程度掘り下げ
ました。
建物の基準になる糸で、遣り方といいます。
掘り下げた後です。
建物は、きちんとした基準線にしたがって、作られます。写真の黄色い線が壁
の中心線で、これを遣り方と言います。
また、掘り下げた土は、崩れない様にベニヤの山留めが作られました。今回は
、掘り下げる深さがさほど深くないのと、地盤が安定しているので、簡易な方
法で行われました。
基礎の鉄筋工事です。(98/07/11)
掘り下げた後は、薄いコンクリートを打って足場を作ります。これで雨が降っ
ても大丈夫です。そのコンクリートの上に、もう一度基準線を引いて、それを
基準に鉄筋を組み立てます。
基礎の鉄筋工事。
鉄筋工事の職人さん。
鉄筋の検査です。(構造デザインの藤川さん)
鉄筋が組み終わったら、正しい配筋になっているか検査を行います。今回は、
この建物の構造を担当していただいていれる構造デザインの藤川さんに、検査
を行っていただきました。
基礎のコンクリート工事です。(98/07/18)
今日は、基礎のコンクリートを打ちます。何で打つと言うのかな?良く、コン
クリートを密に充填するために、型枠を木槌などで叩きますが、これから来る
のでしょうか?だれか知っている人教えて下さい。(笑)
ちょっと見にくいのですが、写真のように、コンクリートポンプ車に、コンク
リートミキサー車を連結して、ポンプで吸い上げて、流します。コンクリート
は、結構早く固まるので、間をおかずに工場から運んでもらいます。
コンクリートの打設です。
左官屋さんが最後の仕上げを行います。
所用の打設が終わったら、最後は左官やさんが奇麗に仕上げてくれます。左官
職人の腕前って本当に感心してしまいます。
後は、コンクリートが固まるまで、2,3日おいて置きます。