その4
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基本設計案のヴァリエーション検討
[08/27]定例の打合わせ



夏休みを使って、建築家とクライアントがお互いに案を詰めました。
大きな変更点はありませんが、比較検討のための案を作成致しました。

基本設計案は、大抵の場合、数案程度の基本的なパターンがあるはずです。
一つの案に固執しないで、何案か作成しながら最上の案を採用するべきです。

私たち設計事務所は、自由な発想で数多くのヴァリエーションを造ることは
得意です。折角のチャンスですから、クライアントは、建築家にいくつかの、
基本設計のヴァリエーションを作成してもらい、その可能性の中で最上の案を
練り上げて下さい。

今回は、階段が左右対称のプランを作成してみました。




計画上の課題
・階段を左右(東西)対称のタイプを検討する。


大系舎がつくった第3案

大系舎第3案地階平面図 

大系舎第3案1階平面図
大系舎第3案2階平面図
大系舎第3案立面図

[09/11]定例の打合わせ

今回の打合わせは、今後の進め方、スケジュールについて話し合った。
案の階段の位置については、近隣との関係、上下階の位置関係などを考
え、やはり元に戻すことになった。

ただし、折り返し階段ではなく、直階段を希望されました。
Bさんは、直階段のゆったりした感じが好みだそうです。
ただし、この場合2階へ行くには、1階のリビングを横切りますが、
それでも構わないとのこと。かえって、家族がいつでも顔を合わすこ
とになるので、コミュニケーションが取れるのでよいかもしれません。


大系舎がつくった第4案

大系舎第4案地階平面図 

大系舎第4案1階平面図
大系舎第4案2階平面図
大系舎第4案立面図


その4おわり
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