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その12-鉄骨フレーム階段2011/04/08UP |
今回の設計では、鉄骨フレームの階段に木板を取り付ける仕上げです。 鉄骨フレームを使うのは、階段全体を、スリムでかつシャープに見せるためです。 鉄骨フレームは、100sを超える重さですが、人力で運び込まれました。 鉄骨でつくられたささら桁と段板の上に、木製の段板を取り付けます。 鉄骨の堅さと、木板の柔らかさを計算して、上り下りがが心地よい階段を目指しています。 手摺りは、現場で溶接加工され、手作業で加工仕上げられました。 その加工の様子は、見ていて面白いものです。 組み立て、溶接、切断の研磨の作業を、鍛冶屋職人がこなしていきます。 ![]() ・鉄骨階段図面の一部 ![]() ・まずはささら桁と段板でつくられたフレームを固定します。 ![]() ・上からの見下げ。 ![]() ・廊下の手摺りを固定します。 ![]() ・同上 ![]() ・手摺りを現場溶接します。 ![]() ・端部を調整 ![]() ・端部のコーナー材を調整し、溶接します。 ![]() ・溶接後、手摺りの強度が増します。 ![]() ・階段が完成。後は木製の段板を張ります。 ![]() ・裏から見る。 ![]() ・工事をしてくれた大宮さん。 ![]() ・電気工の魚田さん。何年も”オオタ”さんと思っていました。 ![]() ・大きな体で、難しい作業をこなす。 ![]() ・中庭を見る。 ![]() ・大分出来上がってきました。 ![]() ・大工が木枠の加工をしています。 ![]() ・ヒノキのフローリング張り。ヒノキ特有の良い香りが心地よい。 震災後、約3週間ほど経過して、現場の雰囲気も、平常時の落ち着きを取り戻しつつあります。 資材不足にも関わらず、工務店の配慮で、工期の大きな遅れが出ないで済むようなので感謝しています。 落葉樹が芽吹き、桜が開花しつつあり、春の気配が、地震で停滞してしまった気分の一新を後押ししてくれるようです。 ![]() ・桜の古木の幹に咲く。 |
その12-おわり |
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