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その08-鋼管杭工事 2011/01/31UP |
現場は、まず杭工事から始まりました。 支持地盤は、この地域にしては比較的浅く約-12メートルです。 杭の工法は、敷地の狭さや施工状況を考えて細径(160ミリ)の鋼管杭が採用されました。 6メートルの杭を溶接で繋ぎながら、支持地盤まで圧入していきます。 今回の敷地の間口は、3.6メートルしかないので、杭工事のための重機が作業空間を確保できるかがポイントでした。 しかし、幸い隣の敷地の駐車場(間口2.7メートル)を工事期間中、借地させてもらったので、難工事にならずにすみました。 隣の敷地の地主さんの計らいに大感謝です。 下町の住人には、工事で迷惑を掛けるのはお互い様という近隣の意識があるので、本当に助かります。 一般的に、下町の敷地は狭くて、お互い様という意識がないと成立しないことを、住民の方々が自然に認識されているのでしょう。 施主のTGさんはすぐそばに住まいがあるので、毎朝現場を眺めてから出勤されるのが楽しみだそうです。 ![]() ・杭の位置を事前にマーキングします。赤いリボンが目印。 ![]() ・狭小地なので、隣地との空きを厳密にチェックします。 ![]() ・いよいよ、杭工事の重機が現場へ入ります。 ![]() ・杭工事開始 ![]() ・鋼管杭。構造上、先端は円盤状に広くなっています。 ![]() ・鋼管杭を圧入中 ![]() ・杭は溶接で、繋ぎます。 ![]() ・杭が入った後。 ![]() ・試験杭の確認(構造デザイン山領氏) ![]() ・圧入時に、先端のトルク値を確認。 ![]() ・重機の計測器。 ![]() ・掘削後の様子。杭の上部に鉄筋を溶接します。 ![]() ・地中梁やフーチングの位置をマーキング(青ペンキ)。 ![]() ・杭が位置が、ずれていないか確認 ![]() ・現場の近くから、スカイツーリーが見えます。 |
その08 おわり |
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