とりあえずの完成写真(2009/12/03 UP)
審査機関の検査に無事合格し、引き渡しも終わりました。
一応、一区切りがついたので、入居前にとりあえずの写真を撮りました。
実際には、KTさんがインテリアを徐々に、設えていかれるので、KTさんらしい居住空間が出来て行くはずです。
その時は、また写真家の飯村さんに撮影してもらおうと思います。
おそらく数ヶ月以降にあると思います。
今回の写真は、全て大戸の撮影です。

・正面。白い壁は、光触媒の塗料で、汚れが付きにくい。

・斜め方向から。庇と袖壁で、夏の日差しを遮る。

・3階LDK。ダイニングテーブルとキッチンを合わせてデザイン。

・冬には、日差しが差し込む。

・リビング見返し。

・リビングの天井は高い。平面的に狭いので、高さでゆとりを持たせる。

・リビングに日差しが差し込む。

・ガラスタイル。

・玄関

・地下の音楽室。壁はOSBボード。天井はグラスウール吸音材。床は幅広のオーク材。

・階段を通して、午前中の光が差し込む。

・ピアノがセットされ、音を確かめる。

・ベランダからの風景。地形的に谷であり、かつ近隣のビルに囲まれている。
■ピアノ演奏と音質
引っ越しが終わり、一段落したので、ピアノ演奏を聴きに来てというお誘いがありました。
KTさんのご友人などや、今回の建築関係者を集めての、お披露目会でした。
KTさんのすばらしい演奏を聞くことができ、なおかつおいしいお食事までいただき、大変楽しい会となりました。
また、部屋の音質も大変良いというお褒めのことばをいただき、うれしい次第でした。
知り合いの音楽劇場を手がけている建築家のアドバイスを参考にしながら、試行錯誤でつくった空間ですが、想定以上の出来でうれしい限りでした。
上下方向は吸音をさせ、水平方向は適度に反射させることがコツだと言われ、天井には吸音材を張り、壁はコンクリート打ち放しとOSB合板を張りました。勾配がある階段が適度に音を散らしてくれているようです。

・引っ越し後の週末、KTさんのピアノを聞く機会がありました。

・うれしいことに、音質はとても良いとのこと。また適度な狭さが、アットホームな雰囲気をつくりだしていました。