工事は、3階壁の鉄筋工事に進みました。 梅雨の合間の晴天です。 猛暑の炎天下での鉄筋作業は、汗だくです。 気温は優に30度を超し、風もなく、おまけにコンクリートからの照り返しが、暑さを倍増させます。 そんな訳で、一生懸命作業をする職人に、簡単には声を掛けられない雰囲気でした。 ホームページづのネタづくりとしては、失敗です。 職人と設計者の関係まで、写真に現れるモノなので、現場では真剣勝負が必要なのです。(反省) 小さな現場で、基本的に親子で作業を進めていらっしゃるとのこと。 一つ一つの作業は、手で行われます。 鉄筋工は、鉄筋を、現場で曲げ、切断し、組み上げ、結束するという作業です。 鉄筋工の職人たる矜持を感じる部分は、自分たちの組んだ鉄筋は、コンクリート打設後には、コンクリート中に隠れ、全く見えなくなるにもかかわらず、鉄筋を美しく組み上げるところです。 そんな美意識をもった鉄筋工は多いと常々感じています。 ・町並みの中でようやく存在感が出てきます。 ・模型と比較 ・鉄筋作業中。 ・壁の配筋作業中。 ・全てが手作業で行われます。 ・鉄筋の移動も人力で。 ・所定のピッチで組みあげる。 ・一休み。 ・組み上げる鉄筋。 ・都会の井戸底 ・ようやく隣家と同じ高さまで進みました。