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今回、KNさんが購入した土地は、横浜郊外の新規に開発された造成地です。
不動産屋さんの話では、林であった土地を地主が手放し、大規模に開発造成されて分譲されたとのこと。
第一期に分譲された風景を見ると、区画の多くは、画一的なローコスト建て売り住宅が立ち並ぶ風景になりそうです。
設計上の大きなテーマは、周囲を取り囲む画一的な建て売り住宅に埋没しないことです。
ここは、横浜市内にもかかわらず、分譲価格はリーズナブルです。
ところで、土地が売られていた時期は、まだ造成が途中の段階でした。
今回、KNさんは丁度お子さんのご出産の時期が重なり、すぐに設計に取りかかりませんでした。
その間、成地の施工から、建て売り住宅の建設と進むにつれて、風景が一変していきます。
その変化の様子を、記録しました。
■土地が分譲されていた時期(2005/10)
全体が3期に分かれて分譲されたなかの第2期分譲地分
土地は、地山(昔の地層の上)なので、地滑りや沈下がおきにくいとても良好な地盤です。
ある意味、この段階で調査出来ると、地盤のしっかりした状況をつかめます。
この段階では、完成後の風景がイメージされにくい。

・赤っぽい土は、ローム層といい住宅には良好な地盤
左側の土地は、約7〜8メールくらい高い。

・高低差がある下側の敷地。(写真の真ん中あたり)
外部からの採光と視線をうまくコントロールする必要があります。

周囲にはまだ緑が多く残っている風景。
↓
■周囲の建て売り住宅が建設されていた時期(2006/01)
周囲の建て売り住宅が、建設中の時期。
この段階で、完成地の予測が可能になってきます。
隣の窓の位置などをチェック。
角位置的な切り妻屋根が連続する風景となります。

・車が置いてあるあたりが敷地。

・画一的な切り妻屋根が連続する風景。右側の駐車スペースがが敷地

・左下の駐車スペースが敷地
採光の工夫が必要
引いてみると近所に送電線が通っているのが分かる。
■土地引き渡しの段階(2006/03)
周囲の住宅は完成し、この敷地だけがポッカリ残る。

・背後は、第3期を造成中。

・周囲の住宅。

・第1期の住宅街。
■第3期の住宅が建設中(2006/06)
北側(裏側)の住宅建設が始まりました。

・北側の敷地は2メートルほど高い。

・南西側の敷地は10メートル近く高い。
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