■クライアントのこと
■クライアントのKIさんは、良く現場に来てくれます。
彼女はものが出来ていくプロセスを、見るのが好きだそうです。
今は、近所に仮住まいをしていて、良く現場へ足を運んでくれます。
自分の住まいをが出来ていくプロセスを、自分の目でしっかり確認しています。
KIさんは、3世帯、9人という大家族のまとめ役を引き受けてくれています。
一般的に、私たち設計者が、設計を進める上で、一番困るのが、夫婦や家族の意見が割れていて、そのまとめ役をこちらに押しつけられることです。そういった家づくりは、途中で、設計者、クライアント、そして施工者とのチームワークがバラバラになり、失敗に陥ることがあります。
クライアントのとって、家づくりの成功の秘訣は、まずは家族間の意見調瀬を行うことだと感じています。
さて、今回の家族は、KIさんに一任し、これまでのいろいろな問題も乗り越えてきました。世代間の価値観や感じ方の相違を、ねばり強く、調整することでここまで進めてきました。
今回は、KIさんの家づくりでの様子をレポートしました。

建て方をビデオで撮影。

家族で工事を眺める。
眺めるのが根っから好きだそうです。

解体工事で、鬼瓦をゲット。
古い家を数十年守ってきた宝物。

内装工事の現場にて。
いつもは、2人の子供さんを連れてきますが、今日は一人で身軽です。

近所の照明器具のショールームにて。
ペンダントをリサーチ

今日は、玄関タイルを選びにタイルのショールームに行きました。
玄関タイルは、KIさんのこだわり。
お子さんと一緒に、並べてみます。

いろいろ試行錯誤を繰り返し

ようやく完成。(手前)

玄関タイルを決める。

その間お子さんは、お絵かき。

新しいお家のスケッチです。きちんと階数もあっています。

やっと納得で、玄関のパターンが完成しました。