さて、いよいよ基礎工事に入ります。
まず、近隣との杭の確認作業です。
敷地は古い住宅地で、また近隣の方が住み代わったりしているので境界杭が、少々曖昧になっていましたので、みんなで確認しました。
境界が曖昧なままでは、将来揉めるもとになるので、これ機に、きちんとすることにしました。

さて、まずは地盤補強工事です。
地質調査の結果、地盤の一部が脆弱であることが判明しました。今回は、計画建物の規模や周辺状況を考え、RES−P工法という方法を採用しました。
鋼管を、摩擦杭のように利用する方法です。

手前が鋼管
重機で圧入する。

測定器できちんと計りながら、施工する。

オペレーターは慎重に

打設後ぼ鋼管杭。

地面の穴が施工カ所
さて、今回の工事現場は、ベテランで構成されています。
左は、現場監理(設計事務所の立場)担当の大戸(78歳・実父)。1級建築士
右は、大手建設会社をリタイヤー後、日栄建設に入社した比護さん(64歳・社長の実弟。工務店の現場代理人)。まだまだ、合計142歳ですが現役で働けます。オールドパワーをもっと活用できれば良いですね。

左(大戸)・右(比護)

基礎耐圧版・コンクリート打設

鉄骨柱脚(ベースパック)

施主のsmさんも心配で現場を見学。

打設工事の一息。

今年は9月初めなのに、真夏並みの猛暑。
しかしそろそろ秋の気配。
ところ変わって、鉄骨原寸検査。
鉄骨の骨組みを、工場で絵に描いて確認します。
最近では少数派。

原寸場。

絵に描いて確認。

問題点を討論

職人さんに、修正してもらう。

プロジェクト毎に色が異なる。
私たちのプロジェクトは、白。
他のプロジェクトが、黄色い線で一緒に書かれていた。

書かれた絵を元に、切断、溶接が行われる。
今年は、本当に残暑が厳しいです。
工場の暑さは、大変であることを実感しました。
今後の作業をよろしくお願いして、帰りました。
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