その3-基本構想

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要約:第1回目にHMさんに提出した基本構想案

[2001/04]基本構想


初めにHMさんに提案した基本構想です。

HM-HOUSE・基本構想(抜粋)

●この報告書は、2世帯住宅・HM邸を計画するにあたっての、基本条件の整理と、計画の基本方針をまとめたものです。

2世帯住宅計画 基本構想 模型写真


■法律上の条件整理

○担当官庁:03-○○○○-1111(建築課)

          ・2月21日に担当部署のヒアリングを行い、特に問題はありませんでした。

○都市計画

・ 第2種中高層住居地域
・ 60/200
・ 1種高度地域

・ 日影規制(3時間/2時間) 高さ10mを越えるとき
・ 近隣の地盤(別添参考資料)


■敷地の特徴

東隣の自転車店が迫っているので、工事に注意が必要(特に基礎工事)
境界が確定していないので、これを機会に確定作業を行ったら良いのでは。
コンクリート塀の所有者を確定して、出来るだけ残さないように配慮。(危険)
既存の木造家屋があるので、解体後までボーリング調査が出来ない。

■計画案の説明

1,      初期計画(半地下)

北側斜線の関係で、半階づつ階がずれたスキップフロアー形式が最適である。
基礎工事は、簡易な山止め工事で可能な深さ、約1.5mで計画。隣地から多少離す。
   (約30センチ程度)
構造は、鉄骨ラーメン構造とする。

本格山止め工事例

地下工事

東側外壁は、約10センチの空きを残してつくり、完成後は、メンテが不要な工法を
考える。

・施工も、内側から可能な工法。現在検討中

建坪率クリアーのため、2カ所中庭状の空間を作る。

北側光庭は、光と風を室内に取り入れるための空間

前面道路側には、壁で囲い込んだ形状の吹き抜けを設ける

今回の計画の問題点は、浴室の位置である。

浴室位置
 △A案:4Fを浴室          → 階段屋根は、北側斜線をオーバーする。

      △B案:3Fを浴室 → 母ゾーンが少し狭くなる

                 ×C案:1F光庭下 → 深すぎる。排水ポンプ、店をつくるときに邪魔。排水



基本構想/断面図

基本構想/1F平面図

基本構想/2F平面図

基本構想/3F平面図

基本構想/4F平面図








以上の案をもとに、打ち合わせを重ねました。





 



その3おわり

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