こんにちは、TNさん。建築計画網・大系舎の大戸です。
>今回,家を建てるにあたって,始めて知ったことがありました.
>国産の木材を使用することが,日本の林業の活性化につながるということです.
>少ない資源,あまり使わないほうがよいのかと思っていましたが,外国からの
>木材が多く輸入されてきて,国内の木材が使われなくなり,林業の衰退(?)が
>進んでいるとのこと,消費者の単純な考えでは,国産の木材は高い?と思いがち
>ですが,実際のところどうなのでしょうか?
>国産の木材を多く使用するのは,我が家の場合可能ですか?
☆ご希望に添えずに申し訳ないですが、結論から言えば、国産材だけでつくるのは難しいです。コストも高くなると思います。材を選べば、それだけコストが高くなります。
コストダウンの秘訣は、市場に流通している安い部材を、無理なく使うことです。
良く木材は、地域産材を使いましょう、と言う行政標語がありますが、これは話を良く聞くと、地元の製材所で加工した材のことで、いわゆる木の出生地は問わないとのこと。矛盾していますね。地元木材”店”のためにある用語ですね。
また木は、部位により、樹種が限定されます。特に梁材の国産材の入手は難しいです。これは、木の性質の問題から来ます。
今回は大壁造(柱は壁の中)ですので、柱は杉(国産)、梁は米松を使い、後は樹種を特別に規定しないようにと考えています。これは、一般的な仕様です。一部集成材を使うかもしれません。
先日お話したとおり、TNさんのこだわりの部分もあり、この住宅はローコスト住宅を少々離れて来たようなイメージです。
コストの件ですが、心配です。これから、床材などのセレクトに入りますが、コストを押さえるには、量産品などを活用しないとコストが納まりませんが、これからはいわゆる健康材料とは限りません。量産品でも最近は、以前のようにフォルムアルデヒドを大量に含むものは、ほとんど少ないと思います。
また、いわゆる無垢材、珪藻土ばどの自然材料だけで、住宅を造るとそれこそ、とんでもないコストになります。
どこで線を引けば良いか、非常に迷うところです。やはり第1はコストでしょうか。
コストを第1とすると、やはりあきらめなければならない部分も、かなり出てくると思います。
実際の見積もり金額は、工務店に見積もりを出さないと出ませんが、これからはなるべく合理的に考えないといけませんね。
コメントは、以上です。
***** 建築計画網・大系舎 大戸浩 <ooto@taikeisha.net>
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