オンライン設計室
04:銅板と黒皮鉄
(2017.03.19)
工事が進み、内部のカウンターや壁の下地の工事が進んでいます。
カウンターはほぼ完成。腰板は、足場板からヒノキ板へ変更になりました。
後は仕上げを待つまでになりました。
外部の庇では、オーナーのお父さんによる銅板の板金工事が始まりました。
銅板を手作業で細かく細工して、屋根に納めていきます。
銅板は経年変化が楽しめる材料で、お湯でふき取るなどの手を加えることで、その表情がずいぶん変わってくるそうです。
ギラツキはだいぶ抑えられ、思った以上によい雰囲気になっています。
そして、ファサードのスチール窓。
今回使う黒皮鉄は、いわばスチールの素の状態。
そのため、錆が出てきますが、その自然の表情の仕上がりを狙っています。
銅板も黒皮鉄も、経年変化が楽しみな材料です。(森川)