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NO.54_TY-HOUSEができるまで

Vol.05:杭工事

(2016.09.23)

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いよいよ、工事着工となりました。
まずは杭工事に取り掛かります。

今回の計画では、5.5mの摩擦杭を40本、建物下に打ち込みます。

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現場では、事前に杭の位置を出してマーキングしてもらいます。
約1mピッチに杭を施工するため、敷地まマーキングだらけになります。

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(ピンクのビニールテープ位置に杭を施工する)

準備が整ったところで、杭の施工に移ります。
狭小地での杭施工は、重機の搬入、旋回など、施工面での検討がとても重要になります。
敷地間口は4.6mで一面接道。事前に杭業者に下見をしてもらい確認してもらっていたので、施工面では特に心配はしていませんでしたが、実際に重機が入ると、敷地にほとんど余裕はなく、狭小地での杭施工の難しさを痛感します。
オガーで下孔をあけて、セメントを流しながら杭を落とし込みます。

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(敷地に重機がセットされる。)

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(搬入された摩擦杭)

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(下孔をあける)

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(杭を落とし込む。迫力のある現場)

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(杭施工業者・タチバナ興業萩原さんと構造設計・藤川さん、工務店ニートの黒岩さん)

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(地盤調査時に採取した土質標本を見ながら土質を確認)

今回は、一本目の杭施工を試験杭として、構造設計の藤川さん立ち合いのもと確認しました。
この後、重機を出し入れしながら、40本の杭を3日かけて打ち込みます。(森川)