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NO.53_NR-HOUSEができるまで

17:鉄と木の階段

(2016.06.08)

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階段は、機能的にもデザイン的にも、住宅の中で重要な部分です。
詳細図を作成して細かく検討した階段工事がいよいよ始まりました。

2階リビングのNR-houseでは、1-2階は緩やかな木製階段、2-塔屋階は下階に光が落ちる蹴込板のない鉄骨階段としています。

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鉄骨階段は工場で加工されて現場に搬入されるため、現場作業のほとんどは組み立てになります。
ボルトで側桁と踏板が組み立てられ、現場に設置されました。

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塔屋の光が階段の隙間を通って、1階にも程よく落ちてきます。
この上から踏板の集成材を取り付けて完成になります。

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1階では、大工の女ケ沢さんが木製階段の加工を進めています。
こちらは現場加工なので、手間がかかります。

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木製階段でややこしいのが廻り部分の納まりです。
できるだけシンプルにきれいに納まるよう検討し作図するのですが、実際に現場で造るのは複雑な作業です。
現場で位置を出し、行ったり来たりしながら細かな加工を繰り返し、丁寧に納められていきます。


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また、2階では床のフローリング貼りが進んでいます。
幅広のオーク3層フローリングがきれいに敷き詰められていきます。(森川)

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