オンライン設計室
Vol:04:2階建ての検討
(2014/12/24)
これまでのプロセスで、この敷地に対しては、2階建てで計画を進めるのが良いと判断し、ここからは2階建てに絞って、計画を進めました。
■2階建てでの検討
1,防火地域であるが、2階建て、かつ100m2以下であれば、木造準耐火建築物で良い。
→ 一般的な木造で建築可能です。
2,地盤は、木造2階建てであれば、特に地盤改良を行わなくても、ベタ基礎で良いと考えられます。
ただし、3階建てや、鉄骨造になると、何らかの対策が必要になる可能性が大きいです。
3,また、3階建てになると耐火構造にする必要がある。(コスト負担が大きくなります。)
4,2階建て(ただしロフト、吹き抜けあり)で、ご希望条件が成立するか検討してみました。
■2階建て計画の概要
1,外壁は隣地境界線から、30センチ程度離す。将来メンテナンスを可能にするため。
2,居室を、3つを確保する。
3,基本的に2階をLDKとして、ここを中心に生活する。
4,LDKには、ロフトと吹き抜けをもうける。LDKは、高窓から採光と自然換気を得ることができる。
5,リビングは、明るく、開放的で、自然換気が可能である。
6,構造には、SE工法(木造金物工法)を採用する。
この工法は、在来工法に比べ耐震性が高く、耐震壁の量も、在来工法に比べ少なくてすみます。
・道路側からの外観。外からはここだけしか見えない。
・上からの眺め。うなぎの寝床。
・同上
・裏の形状
・南側。ハイサイドライトから採光する。
・アイソメ図
・アイソメ図
- Vol:01:リフォームか、建て替えか
- Vol:02:現地測量
- Vol:03:2階建てか、3階建てか?
- Vol:04:2階建ての検討
- Vol:05:解体工事
- Vol:06:地盤調査と地鎮祭
- Vol:07:土工事
- Vol:08:配筋工事
- Vol:09:基礎コンクリート打設
- Vol:10:建て方その1
- Vol:11:上棟
- Vol:12:木造躯体工事
- Vol:13:木造躯体工事その2
- Vol:14:木造躯体工事その3
- Vol:15:サッシの取り付け
- Vol:16:屋根板金工事
- Vol:17:大工の紹介
- Vol:18:電気の現場打ち合わせ
- Vol:19:断熱工事
- Vol:20:ベランダ工事
- Vol:21:床張り工事
- Vol.22:仕上げ工事
- Vol:23:仕上げ工事の追い込み
- Vol:24:足場が外れた
- Vol:25:とりあえずの完成写真