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Vol:09:狭小地の杭・BH工法

賃貸併用住宅/下町の家
NO.48_MR-HOUSEができるまで
(2014/10/01)

地下障害物の一部撤去が終わりましたが、全部の障害を撤去するには効率が悪いので、杭工事を先行させることになりました。

今回は、現場造成杭の試験杭を、検査する日のレポートです。

構造設計担当の、山領さんに立ち会っていただき、一連の作業を行いました。


そもそもこの地域の地盤は悪く、今回は地下31メートル付近の支持地盤まで、現場造成杭を打設することになりました。

現場造成杭には、アースオーガー工法とBH工法がありますが、今回のような狭小敷地では、BH工法でしか施工ができません。

写真を見るとわかりますが、資材や重機をレイアウトすると、これがほぼ限界でしょう。
幸い2方向に道路に接しているので、この工法が可能になりました。

大きなタンクは、水や廃土を分別するもので、小さな粒子の廃土は、専用車で場外の捨て場へ運ばれます。

隣のビルから撮影した敷地の全景写真の右端は、BH工法の掘削機、その他籠状の鉄筋、などでほぼ敷地はいっぱいです。

今回の手順は、以下の通りです。

1,BH掘削で、31メートル付近まで、掘削する。

2,、鉄筋の籠を、つなぎながら下まで配置する。

3,コンクリート流すためのトレミー管をつなげながら、下まで下ろす。

4,トレミー管から、下部にコンクリート打設する。

5.比重で、コンクリートが下部から打設されていく。


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・地盤ボーリングデーター
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・現場造成杭の手順 出典:構造用教材(日本建築学会)

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・掘削土と、サンプルの土を深さ毎に比べています。

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・近くのビルからの眺め

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・隣接ビルからの眺め。右端がBH掘削機。水と廃土のタンク。鉄筋籠で敷地はいっぱい。

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・掘削の深さをチェック。

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・鉄筋籠入れ。

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・穴の周り。この下約31メール以上の深さがある。(ビル10階分の高さ)

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・隣のビルから、作業風景を見る

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・隣接するビルから。


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・構内の様子。鉄筋籠、トレミー管、タンク。

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・鉄筋の深さを確認

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・トレミー管の挿入。この管を経由して、下部に生コンを流す。比重で水が出てくる。

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・生コン打設風景。ポンプ車で、トレミー管へ運ばれる。

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・上から見る。

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・ニートの現場監督、黒岩さん

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・施主のお父さんに、作業を説明する構造デザインの山領さん。

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・施主のお父さんは、ずっと杭の作業を見守っていらっしゃいました。

今回は、杭工事の職人の紹介です。

狭小敷地の、現場造成杭工事は、大変な作業です。

タチバナ興業の萩原さんに話し聞きました。

狭小敷地の現場造成杭の工事は大変であるが、工事が完成したときには、達成感があるとのことでした。

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・タチバナ興業社長 萩原さん

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・杭の職人さんたちと。左から萩原さん、若野さん、加藤さん、大川さんのチーム

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・ガードマンの小泉さん



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