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NO.47_AS-HOUSEができるまで

Vol:05:設計の骨格づくり

(2013/10/28)

新居に持ち込む家具がおおよそ目途き、設計の基本もしっかりとしてきました。

ASご夫妻さんとは、息子さんにも手伝ってもらい、打ち合わせを何度も重ね、ゆっくりですが設計が進んできました。


今回の設計テーマの一つは、ビルに囲まれてしまった環境条件を克服することが一番です。

この点は、トップライトとその反射光で、2階の居住スペースを中心に明るさを確保しています。
また現在はほぼ真っ暗の1階まで、自然光を落とし、1階においても、上からの光ととともに、2階との繋がりを感じられる家に仕上げています。


またもう一つのテーマは、下町ならではの、町に開いた住宅とすることであり、それは1階の土間空間のつくりかたにあると考え、道路に面した1階のつくりの工夫をしていることです。

1階の土間空間が、まちへ開いていて、玄関を開放したときには、誰でも気軽に中へ入って来やすい構えとしています。

その点が下町住宅の一番の特徴であり、まちとつながる工夫です。

その他の詳細は、徐々に詰めていきます。?

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・周囲をビルに囲まれている、特に南側には高いマンションが建っている。

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・同上。

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・北側道路なので、直射日光は入らない。土間空間を上手くつくりたい。

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・上からのながめ。

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・道路 →1階土間空間 →2階居室空間は、風と光が通り、気配の連続性を確保しています。

20131028_05.jpg
・同上

もう少し、詳細な詰めが必要ですが、もう一息です。

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