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NO.46 BT-HOUSEができるまで

19:漆喰のDIY

(2015.11.16)

セルフリノベのスタートです。
今回使った主な材料はこちら

20151116_01.jpg

左からクロスの上にぬれる漆喰。前回の「においキエール」に続き「うまくヌレール」
真ん中はアルミサッシに塗装できるアイアン塗料・シュペンパンザー
最後に、いろんなものに塗装できるようにするプライマー「ミッチャクロン」

なんだかおかしなネーミングが続きましたが、これらを主に使います。


まずは「ミッチャクロン」
これは塗料ではなくてプライマー。下塗りすることで、いろんなものに塗装ができるという魔法のような下塗り材です。
今回は、通常では塗料がのりにくいシート張りやポリ合板の既成建具に下塗りして、水性塗料を塗ってみました。

20151116_02.jpg(before)  20151116_03.jpg(after)

一部、既存のピンクのタイルも、ミッチャクロンで白く塗りつぶしています。

20151116_04.jpg

多少塗り重ねが必要でしたが、見事に塗装できました。かなり優れもののプライマーです。
DIYにはもってこいの材料です。


続いて、ずっと気になっていたブロンズ色のアルミサッシを黒く塗装してみます。
アルミも、通常なら塗料が乗りにくい材料です。
ここには以前から気になっていたアイアン塗料・シュペンパンザーを使いました。
シュペンパンザーは、もともとロートアイアンの補修用に使われる塗料であるため、仕上がりはアイアンのテイストになります。
そしてこれも下塗り不要。直接塗れます。

20151116_05.jpg

20151116_06.jpg

鍵穴からハンドルまで、すぺでシュペンパンザーで塗装してみました。

20151116_09.jpg
(before)

20151116_07.jpg
(after)

この塗料はなかなか面白い仕上がりになります。なんともいえない質感です。
確かにアイアン風かもしれません。
個人的には「?風」というのはあまり好きではないのですが、この塗料は仕上がり感にとても魅力を感じました。
この独特の質感は、活かせる部分がたくさんありそうです。これもDIYにお勧め材料です。


あとは「うまくヌレール」で、前回ぬれなかった壁に漆喰を塗りました。

20151116_08.jpg

この後、棚やテーブルの作成、仕切りのカーテンを作って、セルフリノベは終了です。(森川)