オンライン設計室
Vol.23:狭小地住宅の工事
(2017/09/15)
今回の敷地の工事上の問題点としては、道路の幅が狭い2項道路に接しているので、工事の難しさが上げられます。
今回は。、防火地域であり、かつ3階建てなので、耐火建築物が要求されます。
そのため、当初は鉄骨造で計画されていたのですが、道路が狭く、かつ敷地が狭いので、重機が入っての工事は、無理であるという判断に到りました。
そのため、建築基準法の改正により、木造でも耐火建築物が可能であるため、施工的に狭い場所でも可能な、木造耐火建築物が採用されました。
同時に、この地域は地盤が悪く、地盤改良が必要になり、改良工法の検討を行いましたが、狭い場所でも施工が可能な、RES-P工法を採用しました。
一般的には、杭工事や地盤改良工事の工法が、その場所の施工の鍵を握っている場合が多いのが、地盤が悪い下町の工事現場の特徴です。
その他電線や電話線、電柱の位置なども工事の障害になることが多いので、注意が必要になります。
・RES-P工法
・RES-P工法は狭小地に適している地盤改良工法
・基礎工事
・狭小敷地の木工事
- Vol:01:家づくりのご相談
- Vol:02:現地調査
- Vol:03:基本計画の作成
- Vol:04:実施設計の検討
- Vol:05:地鎮祭
- Vol:06:基礎工事
- Vol:07:基礎工事その2
- Vol:08:上棟しました。
- Vol:09:木工事
- Vol:10:大工工事
- Vol:11:窓が出来てきた。
- Vol:12:サッシが付きました。
- Vol:13:木造耐火構造の工事
- Vol:14:木造耐火構造の工事その2
- Vol:15:現場で施主と打ち合わせる
- Vol:16:内外装工事
- Vol:17:内外装工事その2
- Vol:18:キッチンの設置
- Vol:19:外部足場が外れた。
- Vol:20:KY-houseの内覧会
- Vol:21:最終仕上げ工事
- Vol:22:引き渡し
- Vol.23:狭小地住宅の工事