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NO.45_KY-HOUSEができるまで

Vol.23:狭小地住宅の工事

(2017/09/15)

今回の敷地の工事上の問題点としては、道路の幅が狭い2項道路に接しているので、工事の難しさが上げられます。

今回は。、防火地域であり、かつ3階建てなので、耐火建築物が要求されます。

そのため、当初は鉄骨造で計画されていたのですが、道路が狭く、かつ敷地が狭いので、重機が入っての工事は、無理であるという判断に到りました。

そのため、建築基準法の改正により、木造でも耐火建築物が可能であるため、施工的に狭い場所でも可能な、木造耐火建築物が採用されました。

同時に、この地域は地盤が悪く、地盤改良が必要になり、改良工法の検討を行いましたが、狭い場所でも施工が可能な、RES-P工法を採用しました。

一般的には、杭工事や地盤改良工事の工法が、その場所の施工の鍵を握っている場合が多いのが、地盤が悪い下町の工事現場の特徴です。

その他電線や電話線、電柱の位置なども工事の障害になることが多いので、注意が必要になります。

狭小地の杭工事
・RES-P工法

狭小地のRES-P工法
・RES-P工法は狭小地に適している地盤改良工法

狭小敷地の杭工事
・基礎工事

狭小地の木造
・狭小敷地の木工事