オンライン設計室
Vol:06:地鎮祭から工事着工へ
(2012/09/27)
9月中旬、工事着工の前に、地鎮祭を行いました。
直前まで雨が降っていたのですが、地鎮祭前にあがり、無事に執り行うことが出来ました。
ようやく着工にこぎつけることが出来ました。
まずは、地盤が悪いので、杭工事に入ります。
今回は、地質や地盤の軟らかさを考慮して、摩擦杭を採用しました。
三角形の断面で、節があり、これを打ち込むことで、建物の支持力を得ることができます
地鎮祭のセッティング中。着替える前の神主さん。
地鎮祭開始で着替えた神主さん。貫禄がでます。
後日、いよいよ工事着工。杭工事に取り掛かりました。
今回はコンクリート製の摩擦杭を約1m間隔で打ち込まれます。
全部で45本。
全部で45本。
コンクリート製の杭は、太い所で50センチ程度あり、なかなか迫力のあります。
摩擦杭とは、摩擦の抵抗力で、荷重や地震力に耐えるという仕組みの杭です。
竹のような節が付いているのは、そういった理由です。
摩擦杭とは、摩擦の抵抗力で、荷重や地震力に耐えるという仕組みの杭です。
竹のような節が付いているのは、そういった理由です。
一般的には、支持杭という堅い層まで杭を打ち込む形式なのですが、この地域の堅い支持層は、3-40メートルと非常に深いので、短くてもすむ摩擦杭という杭を使っています。
は
コンクリート摩擦杭。コンクリート杭は重厚感があります。これが地面に45本打ち込まれます。
・重機が旋回して、摩擦杭を運びます。
まず、セメントを注入しながら下穴を開けます。
コンクリート杭を孔の中に落とし込み、最後に上からたたいて杭を押し込みます。
・重機は、穴を掘ることと、杭を運び挿入することを兼用して使います。
敷地ギリギリに杭を施工。なかなか大変な工事です。
杭底の土質を確認。粘りけのあるシルト層です。
構造設計の山領さんと杭屋さんの打ち合わせ
工事会社株式会社ニートの野崎社長
杭工事は4日間。この後は地面の掘削を行い、基礎工事に入ります。(森川)
- Vol:01:はじめてのメールから
- Vol:02:初期計画案です。
- Vol:03:地盤調査
- Vol:04:第2案です。
- Vol:05:最終案です。
- Vol:06:地鎮祭から工事着工へ
- Vol:07:敷地の掘削
- Vol:08:基礎工事
- Vol:09:基礎工事その2
- Vol:10:鉄骨製品検査
- Vol:11:祝上棟
- Vol:12:ALC床版
- Vol:13:外壁胴縁
- Vol:14:外壁下地工事
- Vol:15:ロックウールの耐火被覆
- Vol:16:内部壁工事
- Vol:17:外壁工事
- Vol:18:外観が現れました。
- Vol:19:内覧会を行います
- Vol:20:ほぼ完成です。
- Vol:21:引き渡しの様子