今回は、平成6年に建った築16の木造住宅の、たった7m2(約2坪)ですが増築を行い、加えて、既存部分をリフォームするプロジェクトです。
(ちなみに初期の設計は、当事務所ではありません。)
たった7m2の増築ですが、「既存不適格」という条件で、確認申請を行うことは、かなりの労力が必要です。
しかし、平成21年9月に、確認申請の条件が大幅に緩和されました。今回のプロジェクトは、その法律が適用された事例です。
それでも事務的な手続きは煩雑ですが、古い既存住宅の耐震化や、質の向上を目指すという意味はあると思います。 2010年11月 大戸