オンライン設計室
Vol.14:配管/耐火被覆工事
(2011/04/24)
今回は、完成後は隠れてしまい、人の目に触れないのですが、大切な仕事の紹介です。
ここでは給排水設備の配管工事と、耐火被覆の吹き付け工事です。
今回は都市型住宅で狭くかつゆとりが取れない居住空間で、床下を使った配管をお願いしています。
このゆとりの無い空間の中で、排水の勾配を考え、綺麗に配管しています。
床を張れば隠れてしまう仕事なのですが、太い管と細い管をバランス良く見事に設置してくれています。
また耐火被覆は、耐火構造をつくるための大切な工法です。
ロックウールをセメント系の材料で混ぜて吹き付けて固めたものです。
汚れ仕事で大変ですが、無駄なく綺麗に吹き付けてもらっています。
建築工事は、最終的には隠れてしまいますが、職人の丁寧な仕事に支えられて出来ています。
隠れていても、職人技が見事に反映されていて頼もしいです。
・キッチン周りの配管。
・太い管は配水管。水勾配が取られています。
・パイプシャフト(右の床穴)で上下階が繋がれます。
・上下左右の位置関係を考えながら配管。
・配管してくれた設備屋さん。
・耐火被覆吹き付け中。
・一定の厚みに仕上げます。汚れ仕事で大変です。
・ロックウールの原材料。
・吹き付け後。
・乾燥前は、結構凄い感じです。
- Vol.01:はじめまして
- Vol.02:敷地調査を行いました。
- Vol.03:基本計画の提案
- Vol.04:解体と地盤調査
- Vol.05:実施設計を進める
- Vol.06:設計の完了
- Vol.07:地鎮祭
- Vol.08:鋼管杭工事
- Vol.09:基礎工事
- Vol.10:鉄骨工場検査
- Vol.11:建て方工事
- Vol.12:外壁工事_その1
- Vol.13:外壁工事_その2
- Vol.14:配管/耐火被覆工事
- Vol.15:ホームエレベーター工事
- Vol.16:足場が外れました
- Vol.17:オープンハウス
- Vol.18:最終仕上げ工事
- Vol.19:とりあえず完成写真
- Vol:20:住宅・建築事例集に掲載。
- Vol.21:狭小敷地の工法について