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NO.38_TG-HOUSEができるまで

Vol.14:配管/耐火被覆工事

(2011/04/24)

今回は、完成後は隠れてしまい、人の目に触れないのですが、大切な仕事の紹介です。

ここでは給排水設備の配管工事と、耐火被覆の吹き付け工事です。

今回は都市型住宅で狭くかつゆとりが取れない居住空間で、床下を使った配管をお願いしています。
このゆとりの無い空間の中で、排水の勾配を考え、綺麗に配管しています。
床を張れば隠れてしまう仕事なのですが、太い管と細い管をバランス良く見事に設置してくれています。

また耐火被覆は、耐火構造をつくるための大切な工法です。
ロックウールをセメント系の材料で混ぜて吹き付けて固めたものです。
汚れ仕事で大変ですが、無駄なく綺麗に吹き付けてもらっています。

建築工事は、最終的には隠れてしまいますが、職人の丁寧な仕事に支えられて出来ています。
隠れていても、職人技が見事に反映されていて頼もしいです。


・キッチン周りの配管。


・太い管は配水管。水勾配が取られています。


・パイプシャフト(右の床穴)で上下階が繋がれます。



・上下左右の位置関係を考えながら配管。



・配管してくれた設備屋さん。



・耐火被覆吹き付け中。



・一定の厚みに仕上げます。汚れ仕事で大変です。


・ロックウールの原材料。


・吹き付け後。


・乾燥前は、結構凄い感じです。

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