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NO.28_NA2-HOUSEができるまで

Vol.02:計画を練る

(2007/夏)

 


計画のプロセス(2007/夏)
調査や計画の提案のため、春から夏にかけて、数回静岡へ伺いました。
打ち合わせは、NA2さんの息子さん、つまりNO.17_NA-HOUSEのクライアントNAさんを交えて、進められました。

計画の骨子は、以下の通りであると考えた。

まず、60才代の住まい手にとって、将来的に1階だけでの生活を想定し、バリアフリー化する。
同時に、老後の住まい=”楽の住処”として、楽しさや美しさがあるすまいとする。

1,北側の廊下・玄関を、居室化する。

寒くて、広い北側の玄関・廊下は、明るくて暖かい居室として、再生する。
具体的には、床暖房化、ガラス面を増やすなど。





2,水回りのリフレッシュ化

老朽化に伴う水回りを、リフレッシュする。
給湯設備は、最新のものに交換する。





3,リビングと庭の一体化

今と、庭の関係を一新し、外部と内部のつながりを向上させる。






4,キッチンのリフレッシュ化

楽しく使いやすいキッチンとする。




5,バリアフリー化

手摺り、滑りにくい素材の採用へ。



■平面計画図




地元の匠工務店に協力していただき、現状調査を行いました。



床下の状態は、それほど悪くないようです。


電気屋さんに協力してもらい、コンセントを外す。


コンセントを外して、壁内の仕様チェックを行いました。


由比の海岸でのスナップ。
この日は台風が近づき、大荒れです。